De Petrillo【デ ペトリロ】シングルジャケットをご紹介します。
こんにちは。
CINQUE CLASSICOの行徳です。
皐月も中旬ですが、今日は一気に気温が上昇し少し汗ばむ陽気です。
あれだけ冬は寒かったのに・・・と気候が変わる度に思います。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日は、De Petrillo【デ ペトリロ】シングルジャケットをご紹介します。
販売価格(税込)：143,640円
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本日ご紹介するDe Petrillo【デ ペトリロ】シングルジャケット3型はいずれも同じモデルで、”Posillipo”です。
3つ釦の段帰りで構築的なシルエットと高い位置に設定されたコンパクトなアームホールと充分にイセ込まれた肩に沿うような高いゴージラインと仕様は背抜きの半裏と半毛芯が特徴です。
スタイルは、ドロップ8の3つボタンの段返りのジャケットです。
3つ釦の段返りは、第1釦とボタンホールのある襟のプレスが第2ボタンのすぐ上の位置までかけてあり、第1釦とボタンホールは衿として一緒に返っていて、飾りとなって襟裏に隠れており、釦としての機能はないので、第2釦のみをかけて着用します。
着用は第2ボタンのみをかけるので、シルエットは2つ釦と同様の見た目になります。
しかし2つ釦と大きく異なるのは、第1釦とボタンホールが裏にあることで、ラペルの返りがふんわり甘く立体的になり、2つ釦のジャケットよりも柔らかい印象を受けます。
このようなスタイルは伝統的なアメリカントラッドスタイルによく見られますが、イタリアの南部地方に位置するナポリの特徴でもあります。そのスタイルに腕の見せ所であるテーラリング技術が活かされています。
1番目のジャケットの素材は、コットン48% リネン31% ラミー21%です。
リネンは知っているが、ラミーは耳慣れない方も多いのではないでしょうか。
麻には数十種類あると言われていますが、どちらも日本語の表記では麻になります。
厳密に言いますとリネンは亜麻（あま）、ラミーは苧麻（ちょま）になります。
リネンは1年草で、ラミーは多年草です。
特徴で言いますと、
リネン（Linen）亜麻（あま）は柔らかくてしなやかです。見た目はマットで、ラミーよりシワになりにくいです。
ラミー（Ramie）苧麻（ちょま）は堅めでシャリ感があり、見た目は光沢感がありますが、シワになりやすいです。
そのようなリネンとラミーをコットンと併せて、ネイビーとブルーとホワイトの糸使いできれいで爽やかな色合わせのハウンドツースです。
間近で見ますとハウンドツースには見えないのですが、少し離れて見るとハウンドツースに見えるというマジック的な素材でジャケットを仕立ててあります。
グレーのパンツは勿論ですが、ホワイトデニムに合わせると爽やかさが増すと思います。
2番目のジャケットの素材は、ウール90% シルク4% ナイロン4% リネン2%です。
商品ページでは分かりにくいのですが、実は、オフホワイト、ベージュ、ブラックの3配色でハウンドツースを構成しています。
なかでもベージュの糸が縮れ（クリンプ）のある糸を使用しているため素材に凹凸感があり、立体的な表情が出ている凝った素材でジャケットを仕立ててあります。
ブラウンのドレスパンツを合わせると全体が引き締まって見えると思います。
3番目のジャケットの素材は、ウール50% シルク30% リネン20%です。
グレーグランドにブラウンとブルーでグレンチェックを構成しています。
ウールのしなやかさとシルクの光沢感とリネンのハリコシ感が微妙にミックスされた素材でジャケットを仕立ててあります。
グレーのパンツは勿論ですが、ネイビーやブラウンのドレスパンツを合わせるといいです。
やはりメンズは、ジャケットやスーツが最も男前のアイテムではないでしょうか。
男前のジャケットを是非お早目にご検討下さいませ。
