【2022年総集編】残雪期春山~夏山~紅葉秋山~樹氷冬山 1年間の登山記録まとめ
皆様、ごきげんよう。
CINQUE CLASSICO OSAKA店のイマムラです!
2022年も残すところあとわずかということで、今年1年間の登山記録を簡単にまとめたいと思います。
今年は、春の花が咲く残雪期に始まり、初夏の高山植物、夏のテント泊に秋の紅葉登山に冬の樹氷と色々な景色に出会えた1年でした。
それではごゆるりとどうぞ!
【4月13日 滋賀県 伊吹山 標高1,377m 距離12.8km 日帰り】
2022年のスタートは、滋賀県最高峰の山であり日本百名山の一つである「伊吹山」。
日帰りでも行けて、それほど危険個所もないので、ぜひとも登ってほしい山です。
【4月23日~4月24日 滋賀県 雨乞岳~イブネ~御在所岳 周回 標高1,238m 距離13.5km テント泊】
伊吹山の翌週の登山となったのが、「雨乞岳⇒イブネ⇒御在所岳」にて1泊2日のテント泊登山へ行ってきました。
鈴鹿の奥座敷と呼ばれており、幻想的で素敵な場所でした。
遭難者も多いこのルートは、地味に距離もありながら二日目が大雨だったので、結構ハードでした。
【5月11日 滋賀県 鎌ヶ岳 標高1,161m 距離9.48km 日帰り】
5月に入ってまず最初に登ったのがこの【鎌ヶ岳】。
鈴鹿山脈のなかで最もアルペン的な容姿をもった山で、鋭くとがった姿が特徴的でした。
登山道は花崗岩崩れのザレ場でかなり滑り、スリリングな登山となりました。
【5月25日~5月26日 奈良県 釈迦ヶ岳 標高1,800m 距離9.22km テント泊】
滋賀県の山からいったん離れて、たまには奈良県の山も。
登山口までアクセスは悪いですが、稜線歩きが楽しめ景色も良く気持ちのいい登山道で、山頂には名前の如く釈迦如来の像を見ることができます。
山頂のふもとにある深仙ノ宿と呼ばれる場所でテント泊。
個人的にはテント泊におススメの山です。
【7月20日~7月21日 石川県 白山 標高2,702m 距離21.22km テント泊】
6月は梅雨のため登山をお休みし、梅雨明けの7月に念願の名峰「白山」へ。
初夏のシーズンということもあり高山植物はもちろん、山頂にはまだまだ雪が残っており、その雪解け水の深いブルーがまた神秘的な雰囲気を醸し出していました。
標高2,000m以上でのテント泊も気持ちよく、快晴となり最高のひと時を過ごせました。
【8月12日~8月13日 奈良県 釈迦ヶ岳(二回目) 標高1,800m 距離9.22km テント泊】
いつもソロ(一人)ですが、今回は従弟とペア(二人)で行ってきました。
従弟は、初めてのテント泊登山ということで、一押しの「釈迦ヶ岳」へ。
ソロとは違う、新鮮な気分で楽しめた登山でした。
【8月17日~8月18日 冨山県 雲ノ平 標高2,464m 距離56.1km(※13.5km) テント3泊4日予定 ※途中天候不良のため撤退】
念願の名峰、第二弾が北アルプスの最奥部、標高2,500m付近にある日本一標高の高い溶岩台地、「雲ノ平」。
夏休みを利用して、総距離56.1kmの3泊4日テント泊縦走プランのやや強行スタイルで登ってきました。
しかし一日目から想像以上の暴風雨の天候のため、途中の折立キャンプ場に避難。
二日目は雷がテント近くに落ち、命の危険を感じ撤退という結果になりました。
下山中、特別天然記念物指定されている幻の「雷鳥」に出会えて少しテンションが上がりました。
北アルプス縦走は来年にお預けとなりました。
【9月7日 奈良県 大台ヶ原 標高1,695m 距離7.2km 日帰り】
奈良県と三重県にまたがる「大台ヶ原」で定番である東大台コースを周回して歩きました。
日本百名山のひとつで、日本百景や日本の秘境100選にも選ばれており美しい景色が堪能できました。
【10月12日 奈良県 大普賢岳 標高1,780m 距離13.2km 日帰り】
2022年紅葉登山の第1弾となったのが、「大普賢岳」。
大普賢岳は奈良県にある大峯山脈に属し、世界遺産「大峯奥駆道」の一部となっています。
「日本岳⇒小普賢岳⇒大普賢岳⇒弥勒岳⇒国見岳⇒七曜岳」の周回ルートに挑戦しました。
一般的にこのルートは上級者向けとされており、周辺は険しい地形のため谷の上を巻く鎖場、はしご、桟橋が連続し、累積標高差=1,350mあって9時間もかかります。
想像以上に体を酷使するアドベンチャーコースでした。
【11月9日~10日 滋賀県 霊仙山 標高1,084m 距離9.50km テント泊】
11月の紅葉テント泊登山、「霊仙山」へ。
霊仙山は、滋賀県の犬上郡多賀町と米原市にまたがる鈴鹿山脈の最北に位置し関西百名山にも選ばれている名峰です
開けた山頂からは、伊吹山地の山々や琵琶湖まで見渡せる360°のパノラマが楽しめます。
この日は山頂を貸し切った状態でのテント泊で、夕日が沈む琵琶湖や星、夜景に日の出と贅沢な絶景を堪能できました。
【12月15日 奈良県 高見山 標高1,248m 距離1.8km 日帰り】
高見山は、奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市との境界にある山で、三角錐の尖った山容から「関西のマッターホルン」の愛称をもっています。
この日は今年一番の寒気ということで樹氷を見に高見山へ。
気温マイナス5℃、風は10m/s以上の爆風で山頂の体感温度はマイナス10℃くらいでした。
極寒でしたが、少し樹氷も見れたのでラッキーでした。
これで今年の山納めになると思います。
2022年は、総期間18日・総距離120.64kmほど登れたので満足の年でした!
それでは、皆様ごきげんよう!
良いお年を!