CINQUE CLASSICO【チンクエクラシコ】

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EDWARD GREEN【エドワードグリーン】DOVERをご紹介致します。

こんにちは。

CINQUE CLASSICO KOBEA店 店長のカミカワです。

 

唐突ですが当ブログをご覧の皆様、お買い物をする時の基準はどうされてますでしょうか。

「見た目のカッコよさ」

「トレンド」

「ブランドの背景」

「品質の良さ」

「コストパフォーマンス」

「汎用性の高さ」

等、様々な条件や基準が各々あるかと存じます。

 

そこで本日は、そんなお買い物基準を全て満たしてくれるアイテム、

EDWARD GREEN【エドワードグリーン】DOVERを熱量高めでご紹介致します。


EDWARD GREEN【エドワードグリーン】DOVER 32E DARKBROWN UTAH (シューツリー込)
¥226,600円(税込)


EDWARD GREEN【エドワードグリーン】DOVER 32E BLACK UTAH (シューツリー込)
¥226,600円(税込)

 

英国靴を代表するブランド達の聖地ともいえるノーザンプトンで誕生した

EDWARD GREEN【エドワードグリーン】の魅力は、なんといっても

少量生産による徹底した品質至上主義。

生産数を1週間あたり約250足まで絞ってクオリティコントロールを行っていたそうです。

1930年代、大戦期には軍需分野で力を伸ばし、

英国空軍向けプーツの分野で最大規模を誇るまでになっていった。

一方で、ウィンザー公やアーネスト・ヘミングウェイといった

著名人たちにも愛用され、「伝説の靴」とまで謳われるように。

 

しかし、最高級シューズブランドの名を欲しいままにしている同ブランドも、

常に順風満帆だったわけではありません。

むしろEDWARD GREEN【エドワードグリーン】ほど波瀾万丈な

歴史を歩んでいるブランドもそうはないでしょう。

 

1977年にはアメリカ資本への売却に始まる経営難、エルメスに買収を持ちかけられながらも経営はさらに悪化。

最終的には自社株をエルメスに売却し、創業以来ともにしてきた工場と、

看板ラスト「#202」も差し押さえられる憂き目に。

そんな苦難の中で、クロケット&ジョーンズやグレンソンといった

同じノーザンプトンの靴ブランドに革靴製造を委託することでどうにかブランドは存続。

そして『ラルフローレン』『バーニーズ ニューヨーク』『ロイドフットウェア』『ポールセンスコーン』『フォスター&サン』『オールドイングランド』

等々、名だたるたくさんのブランドのOEMを受けていたこの時期、生き残りに必死だったその仕事ぶりはすさまじく、

再起にかけるEDWARD GREEN【エドワードグリーン】の意気込みや熱意が伝わってきます。
 
そんな名のあるブランドのOEMを全力でこなすことで実績と信頼を回復し、

再び世界的に高い評価を獲得するに至ります。

 

数々の苦難を乗り越え、見事復活を果たせたのは、

やはり創業者エドワード・グリーン氏の「でき得るかぎりの上質を求める」という

一貫した哲学が根底にあったからでしょう。

 

倒産危機からの復活を目指していた80年代〜90年代のEDWARD GREEN【エドワードグリーン】は、

自社製品だけでなく他ブランドの革靴も多く手がけていたました。

ジョンロブをはじめ、バーニーズニューヨーク、ロイドフットウェア、

ポールセンスコーン、フォスター&サン、オールドイングランド、

W&Hギデン、エーボンハウス、ワイルドスミスなど、名だたるたくさんのブランドの

OEMを受けていたこの時期、生き残りに必死だったその仕事ぶりはすさまじく、

再起にかけるEDWARD GREEN【エドワードグリーン】の意気込みや熱意が伝わってきます。

それ以降、上級グレードである「トップドロワー」と、それ専用の新木型808の登場等、

新しいEDWARD GREEN【エドワードグリーン】として世間の悪評を覆し、

今の栄光に向かって走り始めます。

 

 

今回ご紹介する「DOVER(ドーヴァー)」に見られるスキンステッチは

卓越した職人の熟練した手仕事。

ウェルトをぐるりと1周する360度グッドイヤーウェルテッドが誇示する英国靴らしい堅牢性。

履くほどに艶を増し、足の形にナチュラルにフィットする履き心地。

それらが高い次元で同居する質実剛健なモノ作りがEDWARD GREEN【エドワードグリーン】の最大の魅力です。

チェルシーと同じくラスト「#202」を採用したモデルと、

ラスト「#32」を採用したモデルがあります。

「#32」は、ラウンドトゥでありながら細身にシェイプされており、

ドーヴァーのために開発されたラストとも言われています。

スマートなため「#202」よりは足型を選びますが、

サイズが合うなら容姿端麗でドレッシーな「#32」もおすすめ。

 

「#32」は別名ドーバーラストと呼ばれており、その名の通り「DOVER(ドーヴァー)」のために作られたラスト。

つま先はクラシカルなラウンドトウで、EDWARD GREEN【エドワードグリーン】で最も細身と言われるラスト。

弊店では全て「#32」ラストでクラシカルな装いにも対応できる汎用性ある1足としてご用意。

 

見た目はカントリーシューズの意匠をメインにしながらも

ドレッシーに仕上げるためには、ソールをスペードソールに仕上げで。

メリットはシングルより地面の凹凸を拾いにくく

ダブルソールよりスマートな見た目がファンを魅了しています。

 

そして、今回はユニークなオイルドレザーのUtah Calf(ユタカーフ)仕様を。

一般的なカーフに比べてポリッシュ仕上げを行っていない極めてナチュラルな革素材。

数種類のオイルを使ったオイルドレザーとなり、ふっくらとした感触と柔軟性が特徴。

薄くて丈夫な革のみを使用するので10枚製造しても1枚しか使用できる革は

用意できないことも。

そんなレザーに型押しを施したものが今回のUtah Calf(ユタカーフ)。

土砂降りはアレですが、多少の雨でしたらチャラへツです。

(でも、しっかりケアはして下さいね。)

 

その他、同ブランドの特徴として、

1.足にラインに沿うよう薄めに設計されたトゥ

2.かかとが小さい日本人の足に合いやすい

3.履き口のくるぶし側をやや低めに設定されているため、履きなれて中物が沈み込んだあともくるぶしを傷める心配が少ない

4.甲が低いからバンプ部分で足を支えてくれる感覚

5.甲が低い為履きジワがはいりにくい

でしょうか。

まだまだ足りないですが…。

よく手入れして保存すれば、靴はその価値を長期間保つことが出来、

本国では30年前に購入したシューズを持ち込まれているクライアントもいるそうで。

愛情を持って、正しいケアをすれば、新しく購入したときと同じ満足感で

ずっと着用出来るのがこのEDWARD GREEN【エドワードグリーン】の良さですね。
 

痛みの先に感動がある事も忘れずに。

在庫にも限りがございますので、是非お早めにご検討下さいませ。

 

現在の在庫↓
ブラック:5・5h・6h・9
ブラウン:5・5h・6・6h・7h・8h

 

 


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